参考書の日
本日は「参考書の日」。花祭りの日であり、全国的に入学式が多いこの日が選ばれた。参考書とは主に受験用の参考書であり、合格した者にとっては不要となることも多い。したがって街角で紙ゴミの日に紐で縛った新しそうな本が捨てられているのをよく見かけるのもこの頃である。(4月8日)
View Article太田道灌と江戸城
1457年のこの日、太田道灌は江戸城を築城した。 太田道灌といえば「山吹の教え」の故事が有名である。道灌が武蔵野で狩りをしていた時のことである。にわか雨にあったので、とある民家で雨具を貸してほしいと頼んだところ、家の中から出てきた少女は無言で、山吹の一枝をさしだした。道灌は少女の真意がわからなかった。あとで古歌「ななえ八重花は咲けども山吹の...
View Articleアペンディシティス
appendicitis 虫垂炎のこと。1886年ハーバード大学のレジナード・フィッツが名づけた。アペンディクス appendixとは「添えられたもの」という意がある。転じて書籍などの付録や補遺、別巻など。付属器、突起、虫垂炎を意味する。横綱の玉錦や玉の海は虫垂炎がもとで亡くなった。(R.H.Fitz)
View Article春の猫
猫が交尾期になり、さかるのを「猫の恋」という。夜昼を問わず、物狂おしく鳴き立てて、妻恋う猫が往き来する。人も怖れず雨風にも怯えず、ろくろく家にも居つかない。何日もの後やつれ果てて帰ってくる。恋猫。うかれ猫。春の猫。猫の妻。孕猫。 又ここに猫の恋路とききながし(虚子)...
View Article塩狩峠
塩狩峠は、北海道天塩と石狩の国境にある険しく大きな峠である。1909年2月28日、塩狩峠に差し掛かった旅客列車の最後尾の連結器が外れ、客車が後退をはじめた。その車両に偶然、乗り合わせた鉄道院職員の長野政雄が、とっさの判断で暴走する客車の前に身を挺して暴走を食い止めた。下敷きとなった長野は殉死したが、これにより乗客の命が救われた。三浦綾子の小説「塩狩峠」はこの事故を取り扱った作品である。
View Articleあの人の出身地はどこ?
映画「綱引いちゃった」は大分県が舞台。大分県出身のスターといえば錦野旦だそうだ。NHK朝ドラ「あまちゃん」で一躍人気者となった能年玲奈は東北のイメージが強いが、出身は兵庫県神河町(かみかわちょう)。2005年に神崎町と大河内町が合併した新しい町で、これまで知名度が低かった。一人のアイドル女優の誕生によって町名が全国的に知られるようになった。...
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